一般的に使われている骨壺は陶磁器から作られています。そのため本体は非常に重く、なおかつ衝撃に弱い素材で作られているため、万が一落としてしまうと簡単に割れてしまうのが難点です。現在はお墓に入れるよりも自宅で供養したいという人も増えており、そうした利用者からは割れない骨壺への需要が高まっています。そんな声に応えることができるのが、金属製の骨壷です。衝撃に強いステンレスやスチールなどから作られているため、落下させても割れてしまうことがありません。持ち運びもしやすく、室内での供養に最適です。
陶磁器製の一般的な骨壷に比べて割れない骨壺はまだ普及しておらず、どこでも注文できるというわけではありません。仏壇や仏具を扱っているお店で手元供養に適した商品を販売しているか尋ねてみることをおすすめします。扱っているショップを見つけたら注文の段階になりますが、その際に注意したいのがサイズです。一般的な骨壷に比べるとコンパクトなサイズで作られているものが多く、全ての遺骨を入れることができるわけではありません。どれぐらいの遺骨を入れたいのか事前に確認しておき、それに合ったサイズの商品を注文すると良いでしょう。また遺骨についてはそのままでは入らないケースも多いのですが、粉骨サービスを提供しているところもあるのでそれについても確認するようにしてください。